My Story
それなりに幸せ。でも…、
私自身、振り返ると子どもの頃は、純粋に自分の願いに忠実に望む方向へ手を伸ばしていました。
それが与えられるか否かにとらわれず、ただ純粋に願いを口にし、それが叶うか否かに関わらず、ただ純粋に望む方向へ歩を進めることが出来ていました。
それが、ある時、病気にかかったことをきっかけに、自分の能力への自信が揺らぐ出来事がありました。
その頃からです。
この願いは叶うだろうか？
親や先生を納得させられるだろうか？
失敗したら周囲はどういう目を向けるだろうか？
そもそも、これを望むこと自体が分不相応なのではないか？
どんどん周囲の目を気にして、
失敗を恐れ、自分を過小評価し、
心から望むことよりも手に入りそうな選択をするようになっていました。
その結果、私自身は幸せだったか？
自分の決断が違っていたら…
あの時、違う選択をしていれば…
「たられば」から脱することが出来ず、決して不幸ではないし、それなりに幸せだけれど、どこにも納得感のない、消極的な選択のみが積み重なった現実がありました。
もうこのままではいられない！
10代後半から20代の初め頃は、自分が一番に望むことよりも、現実的だと判断した決断をしていました。
その後、やっぱり一番に望むことを選択しよう！と舵を切ったのですが、30代に突入した頃から、今度はその一番に望むことが何なのか、本心・本音を見極めることよりも、世間体を気にしたり、足りない何かを追い求めることに必死になり、 結果的に本質的な望みとは異なる決断をたくさんしてしまっていました。
そうやって長年に渡って少しずつ自分をごまかし続けた結果、頑張っているのにいつもなんだか満たされず、ついにはそれまで積み重ねてきた全てが、ガラガラと崩れ落ちるような感覚を覚える出来事が起こります。
もう何をどうしていけばいいのか、わからない！
このままでは、ダメだ、と思った私は、40代に突入したのを機に、もういい加減「○○だから」と、親や環境、足りないものにフォーカスをするのはやめて
他人や世間の常識や価値観に縛られず、
自分自身の思い込みの枠に制限されずに、
自由に未来を描き、
見栄やエゴ、恐れや習慣に引っ張られた見せかけの望みではなく、
本心・本音・本質的な望みを見極める感覚を養い、
一点の曇りもなく、魂からの喜びを生きている！
と感じられるくらいに、「自分純度を上げていくこと」で望む未来を叶える生き方にシフトしようと決めました。
自分を知る 自分らしく輝く
何が本当の願いなのか分からなくなっていた私は、まず自分自身を知ることが必要でした。
私は何のために生まれ、この人生で何を叶えたいと願っているのか。
使命とは何だろう？
そんな根源的な問いから、
差し当たって何を始めようか、
何を選べば望む方向へ一歩を踏み出せるだろうか、
といった目先の現実的な問題まで、頭で考えれば考えるほど、どんどん複雑にややこしくなっていくばかりで何も見えてこず、直感で選べばいいと言われても長年鈍らせてきたアンテナは感度が悪く、何もピンとこない。
そんな私が、苦しい時期を何とか乗り越えたいと思って学び始めたのが、以前から興味があったマルセイユタロットと西洋占星術の学びでした。
タロットや占星術と聞くと一般的には「占い」や「鑑定」を思い浮かべますが、実は過去からの叡智が伝承されている「自己探求・自己発見・自己実現」の道具だと知り、ますます魅了されていきました。
学びを始めてからの1年は、それまでの何年間とも比べ物にならないくらい自分と向き合い、新たな自分を知り、自己理解を深めていく日々となりました。
ホロスコープを読み解いていくことは少しずつ少しずつ本質的な自分自身の姿を知り、その在り方に近づいていく作業です。そして、何か具体的に迷いや悩みが出てきたときにタロットに問いかけることは、その都度、自分の本心を見つめなおすこと。
この二つを何度も何度も繰り返す中でおのずと様々な気づきがもたらされ、すっかり錆びついていた直感力や内観力も再び息を吹き返し、「どうしたいのか、どうすればいいのか、わからない」と思っていた私が、今では「自分で自分の人生を自由に創造していこう！」と思えるようになっています。
自分で自分を知っていくこと、そのために最適なツールを上手に利用していくことで、少しずつ、でも確実に自分を好きになり、悩み続けることが無くなりました！
自分の内側がどんどんクリアに整いつつあることを実感しています。
2019年にセッションの提供を開始してから、本当に沢山のご縁に恵まれることが出来ました。
これからも頂くご縁の一つ一つに感謝しながら、一人ひとりの人生がより輝きを増すお手伝いが出来るよう、日々更なる研鑽を深めていこうと思っています。
